阪神高速技研

キャリア採用社員インタビュー

キャリアアップと同時に、ワークライフバランスを実現。

土木(設計)
技術部設計課 係長 (2022年入社)

技研との出会い~入社まで

家族との時間を大切にしたい。
この先の人生を考えて
決めた転職。

Q. 前職の仕事内容を教えてください。

大学院から新卒で入社した建設コンサルタント会社で、おもに橋梁の新設設計や補強・補修、点検業務を担当。現地確認や構造・工法の検討、施工計画といった業務に加えて、発注者や関係機関との折衝、現地状況を踏まえた技術提案を行っていました。

Q. 転職を考えたきっかけを教えてください。

前職は、関係機関との協議や打ち合わせが多く、本来の業務に取り組めるのが就業時間後ということが珍しくない職場でした。残業が多く、土日も出勤。仕事にはやりがいがありましたが、結婚して子供が生まれると、ワークライフバランスを大事にしたいと思うようになりました。
出身地である関西で仕事がしたいという思いもあり、転職を一つの選択肢として考え始めました。

Q. 転職にあたって重視したことは何ですか。

ワークライフバランスです。前職で13年のキャリアがあり、それを活かしたい気持ちもありましたが、最も重要視したのは仕事以外の生活の部分をいかに充実できるか。働き方改革が叫ばれる昨今ですが、建設コンサルタント業界の慢性的な長時間労働の体制は変わっておらず、別の業界への転職も考えました。
前職では子育てや家事をすべて妻にまかせている状態で、妻も大変だったと思います。これから先の人生を歩むうえで、このままではいけないと考え、仕事と生活のバランスがうまく取れる会社を探そうと思いました。

Q. 入社の決め手は何でしたか。

自分のキャリアが活かせて、ワークライフバランスも確保できそうと感じたからです。前職では国や地方自治体関連の橋梁設計や道路設計が主だったので、都市高速道路に携わることができるのも魅力でした。これまでの経験を土台にさらにレベルアップした仕事ができると思いました。
大阪が拠点で遠方への転勤がないのも良かったです。キャリアアップもワークライフバランスも実現できるという願いがかないました。

Q. 入社前とイメージは変わりましたか。

公共性の高い会社なので、入社前は堅苦しい印象を持っていましたが、実際は違いました。部署を問わず穏やかな人が多く、上司や同僚とも気さくに話ができます。心理的安全性の高い職場であると感じています。

家族との時間を大切にしたい。この先の人生を考えて決めた転職。 家族との時間を大切にしたい。この先の人生を考えて決めた転職。

現在携わっている仕事について

発注者側の立場で考える
橋梁や付属構造物の
資料や設計。

Q. 仕事の内容を教えてください。

阪神高速道路の橋梁に関する発注資料の作成、標識や遮音壁といった付属構造物の設計、さらには設計基準の改定業務が中心です。橋梁の技術的な内容はもちろん、発注者との折衝などの経験から培ってきたコミュニケーションスキルを活用し、効率的かつ的確な業務遂行を心がけています。
初めて手がける業務もありますが、質問したり相談したりしやすい環境なので、一人で不安を抱え込むようなことはありません。自分の強みを発揮しながら周囲にもフォローしてもらい、楽しく仕事ができています。

Q. 前職の経験は活きていますか。

大いに活かすことができています。入社前は周りの人の足を引っ張ったらどうしようという不安がありましたが、技術的な面は中に入ってから勉強することでカバーしました。
問題が起きたときに解決していくプロセスも、これまでのキャリアの中で培ってきたパーソナルスキルが役立ちます。同じ建設コンサルタント業界に転職できたことが大きいですが、前職と今の仕事がいい意味でコラボレーションできています。自分の社会人人生に自信が持てました。

仕事の面白さ、やりがい

設計基準を定める責任感。
工事の起点に関わる
喜びがある。

Q. 仕事の面白さ、やりがいは何ですか。

前職では示された基準に合わせて設計していくのが自分の仕事でしたが、ここでは設計基準を作成する側になりました。構造物をつくる上での基礎となる業務に従事できることにやりがいを感じます。
基準を定める業務は難しさがある一方、阪神高速グループのコンサルティング会社だからこそできる仕事です。わからないことは上司や先輩に教わったり、自分なりに勉強していく必要がありますが、それも含めて面白いです。純粋に仕事に向き合っていける恵まれた環境だと感じます。

Q. 今後の目標は何ですか。

技術士の資格を取りたいと考えています。前職では資格取得の勉強時間をなかなか確保できなかったのですが、今は講習会の受講料の補助や試験前に特別休暇が取れるなど、会社のバックアップ体制が整っています。技術士に限らず、資格はしっかり取得していきたいです。
大きなところでは、私が前職で積んできたキャリアと今の会社のやり方や技術を調和させながら、より強靭な技術者を目指したいと考えています。

設計基準を定める責任感。工事の起点に関わる喜びがある。 設計基準を定める責任感。工事の起点に関わる喜びがある。

阪神高速技研の魅力

今までになかった幸せ。
仕事でも家庭でも実感できる。

Q. 技研に入社して良かったことは何ですか。

これまでに培ってきた知識・技術を向上させながら、ワークライフバランスが良くなったことです。スライドワークを利用すれば、出社・退社の時間を変更できるので、早めに帰って子供と一緒に夕食の準備を楽しんだりする日もあります。
こうしたちょっとしたところも今までになかった幸せな部分です。妻も喜んでいるので、家族みんなにとって良い転職になりました。会社には感謝していますし、その分貢献していきたいです。

Q. 転職の不安はどのように解消しましたか。

年齢が40歳近くだったことが一番不安でした。ただ、それを気にしていたら次に進めないと思い、行動を起こしました。他の業界への転職も覚悟しましたが、同じ業界で仕事を続けられたのは幸運でした。
不安も心配もありましたが、妻も背中を押してくれたので、思い切ってやってみようと決意できました。

Q. 転職活動中の皆さんへメッセージをお願いします。

動かないと現状維持のままで、状況は何も変わらないと思います。自分のしたいことを手に入れるためには、転職も一つの選択肢で、私はそれを実現しました。今の会社で何らかのギャップが生まれ、そこに不満や不安を感じているのであれば、まずは動いてみることをおすすめします。
いきなり転職ということでなくても、例えば転職サイトに登録してみるだけでも気持ちは変わります。視野を広げて、自分が何を優先するかを考えるきっかけにすればいいのではないでしょうか。前職での経験やスキルが通用するかどうかは誰でも不安だと思いますが、業務遂行スキルや問題解決などのパーソナルスキルは必ず何らかの形で活きてきます。必要以上に不安に思わず、一歩を踏み出してみると道は開けると思います。

今までになかった幸せ。仕事でも家庭でも実感できる。 今までになかった幸せ。仕事でも家庭でも実感できる。
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