補修・補強設計は、しゅん工時期や工事名などの情報が記録された管理用図書に基づいて行われます。道路管理図は、基礎資料として補強・補修設計の仕事になくてはならない存在です。
阪神高速技研は、過去50年余りにわたって蓄積された膨大な管理用図書の作成と更新もサポート。データを最新の状態に保つことで資料としての精度向上につなげます。また車両に搭載したセンシング装置で道路構造物の位置や形状のデータを収集し、3次元管理図を作成。道路管理の高度化に取り組んでいます。将来は全線の管理図を3次元データ化し、業務の大幅な効率化を目指します。
阪神高速道路(株)は、高速道路の高架下の状況や、沿道周辺の環境データなどの膨⼤な情報を、独⾃に運⽤する「GIS(地理情報システム)」で管理しています。
阪神⾼速技研は、このGISの運⽤管理もサポート。関連資料の取りまとめ、最新データの更新、プログラムの改修・メンテナンスにあたるとともに、固定資産管理の業務も行い、阪神高速道路資産の適正管理を全⾯的にバックアップしています。